食事のポイント

皆様こんばんは。千葉県市川市を中心にヒザの痛みや不安定感に悩まされている60代の為に活動している、真壁こうへいです。

  

突然ですが皆様は、二の腕や脚などの体型が気になった場合なにをしますか?

  

先日、活動先のace市川店にてお客様(Aさん 60代 女性)からダイエットについてご相談を頂きました。

  

Aさんは、ダイエットの為に週3回フィットネスクラブで全身を筋トレをしその後、有酸素マシンで30分ウォーキングしているそうです。

  

これだけ聞いていると引き締まっていてもおかしくないと思いました。

  

しかし、実際はお腹周りの脂肪が落ちずに困っているそうです!

  

何故落ちないかの答えは食事にありました。

  

Aさんの食事のことを聞くと、炭水化物を全く取らない、朝はスムージー取っている、太りたくないので一日二食だそうです。

  

一見、TVでも見たことや聞いたことのあるダイエット方法ですね。

  

確かにこれらの方法で体重が落ちる可能性はありますが、筋肉を引き締める為にはNGな食事だといえます。

  

今回は、何故NGな食事なのかとOKな食事について書いていきます。

  

何故NGな食事なのか

  

早速ですが何故、先程の食事方法だと身体が引き締まらないのでしょうか?

  

・炭水化物を全くとらない

  

そもそも炭水化物とは何者なのかご存知でしょうか?

  

炭水化物とは三大栄養素の一つであり、糖質と食物繊維が合わさったもののことを言います。

  

糖質は、分解すると「ブドウ糖」と言われる物質になり、これが脳のエネルギーとして使われたり、筋肉を動かすATP(アデノシン三リン酸)のエネルギーになります。

  

食物繊維は、人間の消化酵素では消化が出来ない糖質です。これを多く含む食材を摂取することで、便秘などの改善が見込めます。

  

つまり炭水化物を取らないと、脳と身体がエネルギー不足で頭がボーっとしたり身体が怠くなりやすいです。

  

また、お通じも悪くなってしまいます。

  

こうならないためにも毎食炭水化物を取りましょう。

  

・朝はスムージーを取っている

  

こちらは一見良さそうに思えますが実はNGなんです!!

  

スムージーの中身は野菜や果物が多く入っているので、ビタミンやミネラルがしっかりと取れるので良い面もあります。

  

しかし、野菜や果物には元々果糖と言う糖質が含まれています。

  

この果糖は血糖値は少ししか上がらないので満腹感が得にくいです。

  

更に果糖は、ブドウ糖やショ糖(白砂糖)などに比べ中性脂肪になりやすいです。

  

このような観点から、朝にスムージーだけを取るのはオススメ出来ません。

  

・一日二食

  

カロリーを取らなければ痩せる!と、思われる方が多いですが、減らしすぎる自分に必要な栄養素が取れていないことがあります。

  

特に、タンパク質は体重×1gは欲しいです。

  

皆様は取れているでしょうか?
60kgなら60gです。

  

少なくとも身体を引き締めるにはこれぐらいのタンパク質が必要になります。

  

ちなみに身近な食品だと、鳥のささ身(100g)には約23g、マグロ(赤身 100g)には約26g、卵(1個)には約8gほど入っています。

  

一日に必要なタンパク質の量を2回で取るとそれだけでお腹一杯になってしまい、他の栄養が取れない可能性があります。

  

そうならない為に食事は3食取るように心がけましょう。

  

OKな食事とは?

  

ズバリ和食です!

  

和食には、炭水化物・タンパク質・脂質・ビタミン・ミネラルがバランス良く揃っていることがオススメするポイントです。

  

また、お味噌汁の中に入っているグルタミン酸には満腹中枢を刺激する働きがあるので、食べ過ぎ防止と無駄な空腹感に襲われなくなります。

  

身体を引き締める目的の方は特に、タンパク質・ビタミン・ミネラルが不足しやすいです。

  

日頃の食事からそれらを取れるように和食を中心に献立を考えてみてはいかがでしょうか?

  

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