皆様こんばんは。千葉県を中心にヒザの痛みや不安定感に悩まされている60代の為に活動している、真壁こうへいです。
皆様はご自分の腰痛の原因をしっかりと把握されていますか?
先日、R-fit秋葉原店にてパーソナルトレーニング受講されている男性の方からこんな質問をされました。
「腰痛ってどうしたら改善するの?」
腰痛になる原因は様々ですが、一説によると腰痛の85%は原因不明とされています。
では、残りの15%は何かと言われると
・ヘルニア
・狭窄症
・分離症
などの診断され原因が特定されているものが該当します。
今回ご相談いただいた男性はヘルニアなどは無く、85%の原因不明の様でした。
しかし、ある動作を行ってもらい身体の癖などを見ると、腰痛を引き起こしている要因の内1つが反り腰だということが判明しました。
今回の記事は、普段パーソナルトレーニングを受講されているお客様も行っている、反り腰の改善に役立つ簡単なエクササイズをご紹介します。
反り腰改善エクササイズ
今回ご紹介するエクササイズは、腹筋に力が入らない方向けです。
普段の立ち姿勢でお腹が前に出ている方(肥満体型では無く)や、所謂体幹トレーニングを行っても腰がどうしても反ってしまう方はそもそもお腹に力が入り難いです。
この様な方が腰痛改善の為に腹筋運動を行うと、必ずと言って良いほど腰を痛めます。
何故ならお腹の力が入っていないからです。
では、お腹を凹ませる「ドローイン」をしながら腹筋すれば良いのでしょうか?
それは「腹筋運動を行う」という目的であれば間違っていないと思います。
しかし、日常生活に戻った時、24時間365日常にドローインを行えるでしょうか?
正直、私は出来ません(笑)
常にドローインし続けるのは想像するだけで疲れます。
では、反り腰が要因で腰痛を起こしている方の腹筋運動はどうすれば良いのでしょうか?
答えはシンプルで、力を入れるタイミングで勝手に力が入り、力を抜くタイミングで勝手に力が抜ける。
実はこれだけです。簡単そうに思えますよね?
しかし、反り腰が要因で腰痛になっている方は、腰とお腹の力が上手くコントロール出来ないことが多いです。
それではエクササイズを見てみましょう!
反り腰改善エクササイズ(実践編)
まずは、写真の様に両膝を立て仰向けに寝ましょう。
ここで確認してもらいたいことは、腰と床がどのくら離れているかです。
反り腰でもなく腰痛もない方でもこの姿勢では多少離れています。
しかし反り腰の方は、腰と床の間に手を入れられるくらい離れていこともあります。
腰と床の間の隙間は確認できましたでしょうか?
それでは次に、今確認できたその隙間を潰す様に腰を床に強く押し付けてみましょう。
そうすると、腰を押し付けているだけなのにお腹に力が入りましたよね?
そう、腹筋運動をして「入れた」わけではなく、勝手に入った感覚がありますよね?
これが力を入れるタイミングで入った状態です。
後は腰を床に押し付けている力を抜くだけです。
とても簡単ですね!
ポイントは、力は入れるものではなく入るもの、力は抜くのではなく抜けるものです。
また、このエクササイズは腰を押し付ける動作が大切です。
床に腰が付いたら強い力で5秒間押し、ゆっくりと力を抜きます。
回数は痛みが出ない範囲で多く行ってみてください。
※このエクササイズを行った際、身体に異常が出ましたら速やかに病院へ受診してください。
皆様いかがでしょうか?
お腹に力が入った感覚はありましたか?
反り腰が気になる方は是非このエクササイズで解消しましょう!