皆様突然ですが、腸内フローラという言葉を聞いたことはありますか?

60代からはじめる腸内環境の改善

60代からはじめる腸内環境の改善

皆様こんばんは。千葉県市川市を中心にヒザの痛みや不安定感に悩まされている60代の為に活動している、真壁こうへいです。

  

皆様突然ですが、腸内フローラという言葉を聞いたことはありますか?

  

腸内フローラとは、人間の腸内(小腸・大腸)に生息している細菌のことを指します。

  

顕微鏡で腸の中を覗いた時に見られる、多種多様な腸内細菌がまるでお花畑(flora)に見えることからこの様に呼ばれています。

  

お花畑に見えるほどいっぱいある腸内細菌ですが、実際にはどれくらいあると思いますか?

  

ちなみに、人間の身体を構成している細胞の数は約60兆個と言われていますが、腸内細菌の数は約100兆個(約100種類)住んでいると言われています。

  

これだけの数が腸内に生息していれば、身体に大きな影響を与えるのは言うまでもありません。

  

今回は腸内環境についてと改善方法についてお伝えします。

  

腸内環境について

腸内に生息している菌は大きく分けて3つの菌に分類することが出来ます。

  

・善玉菌(有用菌) この菌は、人間の健康維持に大きく貢献します。代表的なのはビフィズス菌や納豆菌です。

  

・悪玉菌(有害菌) この菌は、人間の健康維持を阻害してしまいます。代表的なのは、ブドウ球菌や大腸菌です。

  

・日和見菌 この菌は、腸内の善玉菌・悪玉菌の優勢な菌の味方になります。

  

そしてこの3つのバランスは、善玉菌2割:悪玉菌1割:日和見菌7割です。

  

このバランスで腸内環境を維持できれば、お通じが良くなったり太りにくい体質に改善できます。

  

しかしこのバランスは様々な要因で簡単に変化してしまいます。

  

・ストレス
・食生活
・年齢
・お薬(抗生物質など)

  

まだまだ要因はありますが、生活の中で大きく影響するのはこの4つです。

  

そしてこの中であまり知られていないのは、抗生物質を摂取したときにも腸内のバランスに変化が起こるということです。

  

そもそも抗生物質とは、微生物が他の(病気の元となる)微生物を殺菌したり増殖を抑える発育抑制作用(静菌作用)を行う際に作り出す物質のことを言います。

  

皆様ご存知の「ペニシリン」も抗生物質の一種ですね。

  

風邪を引いた時のお薬などで処方されるので、おそらく皆様の中で抗生物質を使ったことはないという方は少ないのではないでしょうか?

  

抗生物質はそれぐらい身近にある物です。

  

ペニシリンが誕生してから今日までに数多くの命が救われてきました。

  

 しかし近年、抗生物質に耐性がついた「耐性菌」という菌が発生しました。

  

これは菌Aに効く抗生物質Aを摂取した場合、殆どの菌Aが殺菌されます。

  

しかし、偶然にもほんの少しだけ菌Aが残ってしまったとすると、その残った菌Aがまた増殖します。

  

そしてその菌Aをまた抗生物質Aで殺菌をすると、今度は抗生物質Aに耐える菌が発生します。

  

これが耐性菌になります。

  

微生物が原因の病気であれば抗生物質で原因の菌を殺菌出来ますが、菌のいない状態で摂取してしまうと殺菌作用が有用菌にまで及んでしまいます。

  

有用菌の少なくなった腸内では、有害菌が増殖するだけではなく、日和見菌も有害菌に協力し腸内を荒らしてしまいます。

  

そして、有害菌が勢力を増した腸内で引き起こされる症状は下痢です。

  

たかが下痢かと思うかも知れませんが、下痢の症状が悪化すると「過敏性腸症候群」になってしまいます。

  

改善方法

 では、どうすればこの状況を改善出来るのでしょうか?

  

やる事は2つ。

  

・腸内フローラを悪化させない。

  

・有用菌に栄養を与える。

  

フローラが悪化してしまう要因は上にも書きましたが、ストレス・食生活・年齢・お薬、この4つをなるべく安定させるのが良いです。

  

脳と腸は関係が深いので、長期的に見ると2つの器官にとってとても有効です。

  

食事については、有用菌であるビフィズス菌や納豆菌などを日々の食事に入れるようにしましょう。

  

また、最近ではプロバイオティクスとプレバイオティクスという機能を持つ食品が出ています。

  

これら2つの機能はそれぞれ腸内の有用菌を増殖し有害菌を抑制する働きがあります。

  

その為、腸内フローラの健康には必要不可欠な存在です。

  

食品としては、

  

・乳酸菌

  

・食物繊維

  

・オリゴ糖

  

これらを含む食品を意識して摂取しましょう。

  

年齢については、大腸の蠕動運動量が低下する可能性があるので軽いお腹のトレーニングから始めましょう。

  

お薬については、なるべく風邪などの病気にかからないよう普段から手洗いうがい等の予防をしっかりと行いましょう。

  

腸内フローラの悪化による病気の数は年々増加しています。

  

一説によると、自閉症も腸内フローラの悪化が原因である可能性も出てきています。

  

腸内に留まらず、我々の身体には至る所に細菌が生きています。

  

これは決して悪い事ではありません。

  

寧ろ、生きていく上で必要な存在です。

  

しかし、近年では殺菌や滅菌で身体に付いている菌を消滅させてしまう事が多く、その為細菌レベルでのバランスが激変してしまいました。

  

冒頭でも述べましたが、我々の細胞の数は約60兆個なのに対し、細菌の数は約100兆個です。

  

これだけ細菌がいるのであれば僕だけではなく、僕と細菌の身体だと言っても過言ではありません。

  

お腹の調子が最近悪いなと感じた方は是非腸について考えてみてはいかがでしょうか?

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